台北ゲームショウに行ってきた!

こちらのブログでは大変なご無沙汰のKJです、コンニチハ!
先日、台湾へ台北ゲームショウ視察のため出張してきましたので、そのレポートをお届けします!


▲ショウ会場前ではしゃぐヨウスケ

アジア地域へは何度も行っているのですが、実は台湾は初上陸。子供の頃に雑誌『ファンロー ド』の「ゲゲボツアー」記事を見ていたので、台湾は憧れの地だったりもします……。

今回の出張には弊社の秘密兵器、台湾ネイティブのデザイナー・ビビちゃんが同行。通訳としてもガイドとしても超有能なので異国の地でも安心なのですYO!

この時期の台湾は18℃前後で過ごしやすい……と聞いていたのですが、滞在期間中はずーっと 雨 or 曇りの天気で、気温も低め。日本でしか使わないと思っていた上着を着用する羽目に。


▲台北ゲームショウの会場、台北國際世貿中心一館

着いて早々に打合せがあり、台北ゲームショウのB2B会場へ。ここは企業と企業がビジネスのハナシを行う場で、一般ユーザーは入ることが出来ません。世界各国からゲーム関連の企業 が集まって色々なお仕事のおハナシをする訳ですな。

打合せのあとはショウの会場視察。しかしコレがまた……エラい人で。各ブースで人の整理が出来ていないのもあって、通路に人が溢れて身動きがとれなくなってしまうのです。人が多過ぎてスマホの電波も途切れがちだし……この辺、昔の東京ゲームショウを見ている様でしたよ


▲どのブースも黒山の人だかりで超盛況! 弊社開発タイトルの展示も……

PlayStation4などのコンソール、PCゲーム、スマホアプリの他、アナログゲーム(TCG、ボード)の出展もあり、バラエティに富んでいましたね。しかしながら物販ブースが分かれていないので、またそこで大混乱があるという……。

会場の広さは日本や他国のショウと比べても小さいのですが、来場者たちの熱気は他国に負けない勢いがありましたね!


▲こちらは西門町の写真。渋谷や原宿の様なにぎわいを見せていました

唯一天気に恵まれた土曜日、台北市内のゲームショップなどの市場調査にも行ってきました。台北の渋谷と言われる西門町、1キロにも及ぶ長大な台北地下街、そして台北の秋葉原と言われる光華数位新天地、の三箇所です。


▲ゲームセンターの様子。午前中だったので空いていた店内

西門町では大きなゲームセンターを訪問。格闘ゲームの対戦台や音ゲーなど、日本でも見慣れた筐体が並ぶ中、IGSという台湾メーカーのゲーム筐体が目を惹きます。JAEPOショーなんかにも出展しているメーカーさんですね。大阪の阪神高速環状線を走るレースゲームがありましたよ。

そのゲームセンターも入っている萬年商業大楼という商業ビルには、多数のゲームショップや模型店、書店などが入っており、台湾での販売品に混じって日本からの輸入品が並んでいました。その中には日本でも買えない様な古くてレアなモノもあり……私も探していたプラモデルを見つけたので、思わず買ってしまいましたw


▲延々と続く地下街。電子製品エリアにはゲーム、アニメ系ショップが多数

台湾も昔は海賊版が溢れていたのですが、各メーカーの地道な活動の成果もあってゲームに関しては今や海賊版がなくなり、正規販売代理店が並ぶ様になりました。台北地下街にも沢山のショップがありますが、台湾ではゲームショップでも値段交渉をするのがフツーらしく、どのお店も(レジで待つため?)盛況でした。

レトロゲーム専門のお店もあり、そこの品揃えは秋葉原や日本橋にも負けないくらいで驚きました。ファミコン以前のTVゲーム機やLSIゲームが沢山並んでいたものな……。


▲以前は平屋の建物だったらしいですが、今では巨大なビルに変貌

最後にまわったのは光華数位新天地。ここはまさに昔の秋葉原、って感じで狭いスペースに沢山の電子パーツ屋が並んでいました。最近出来た新しい商業ビルには、ガンプラの正規販売店でもあるガンダムベースがあったり。ここも多くのお客さんで賑わっていました。


▲これは店頭で貰ってきたPlayStationのパンフレット

そうそう。台湾のPlayStationといえば、公式マスコットキャラクター「藍ちゃん」ですよね 
! お店で配布されているパンフレットやPOPでその姿を目にすることができました。これ、VOFANさんのキャラデザなんですよねー。


▲写真のモノ以外にも、阿宗麺線や牛肉麺、緑豆湯なんかもいただきました!

台湾といえば“食”も魅力ですね。今回、比較的時間に余裕があったので、ビビちゃん案内のもと、朝ご飯を食べに露店をまわったり、夜市に行ったりもしました。そして晩御飯も点心やら中華を満喫しましたよ。臭豆腐だけは食べられませんでしたが……(汗)

先ほどゲームは海賊版が廃されて……と書きましたが、夜市ではその辺の香りがプンプンするお店も沢山あって、それはソレでワクワクするというw 警察の見回りがくると、パーッと露店を片付けたり移動するのも面白かったです。


▲空港には『サンダーボルトファンタジー』の展示が

そんなこんなでミッチリ詰まった台湾出張レポートをお届けしました。次は仕事抜きで、ゆっくり遊びに行きたいなぁ……。

 

三十年越しで台湾の排骨飯を食べられて感動のKJ


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